1949年、チェコに生まれる。1966年、チェコのカメニツキー・シェノフにあるガラス工芸高校で、ペインテッド・グラスとエッチド・グラス学ぶ。1972年より、プラハ美術アカデミーでイロ―デック教授に風景画、ソウチェック教授に人物画、オンドラチェク教授に修復を学ぶ。
現代チェコ画壇で伝統的な具象表現を追求する代表的な画家の一人であり、中でも美しい中世の面影を残す古都プラハを描いた風景画は詩情豊かなリアリティにみち、画家がこの町によせる限りない愛着が偲ばれて、多くの人々の共感を呼んでいる。特にプラハの夕夜景(ノクターン)を描いた作品は、「黄金のプラハ・灯火の詩」と称され、画家のもっとも得意とするジャンルである。また花や果物の静物もヨーロッパ絵画の伝統と現代の絵画手法の魅力をあわせ持つ秀逸な作品となっている。
1993、’95、’99、’2003、’05、’07、’11、’13、’15年に来日個展。
【受賞】
1985 Honorary award for the painting “City Most”